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2012/01/20

インクルーシブデザインワークショップ:”ために”から”ともに”へ向かうデザイン 参加者募集

※募集は締め切りました。ありがとうございました!

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インクルーシブデザインワークショップ:"ために"から"ともに"へ向かうデザイン

2012年2月6日(月曜日)11時30分〜17時
東京大学 情報学環・福武ホール B2F 福武ラーニングスタジオ1
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近年、様々なイノベーションの手法や新しいデザインの手法が模索されている中で、
「インクルーシブデザイン」という考え方が注目を集めています。

インクルーシブデザインとは、高齢者や障害のある人など、特別なニーズを抱える
ユーザがデザインプロセスに参加することでイノベーション(社会の革新)を目指す
デザイン手法です。

専門家だけではなく、多様な個性や能力を持つユーザーが製品やサービスの開発プロ
セスに参加することで、デザインはより幅広く、魅力的で、私たちの暮らしに変化を
もたらすことが期待されます。

どんな人にとってもやさしく、使いやすい製品やサービスが存在するに越したことは
ありませんが、<助ける人―助けられる人>という一方的な支援関係のままでは、デザ
イナーの先入観を越えるようなデザインの革新は生まれません。
"ために"から"ともに"へ、ユーザーの位置づけが変わらなければ、ユーザーから導か
れる言葉もまたデザイナーの価値観を揺さぶるほどの力をもつことはないのです。

今回のワークショップでは、コミュニケーションデザインの専門家である京都大学
の塩瀬隆之先生をゲストにお招きし、インクルーシブデザインプロセスを体験しな
がらその考え方を学びます。

イノベーションやデザインの手法に関心がある方、お気軽にお申し込み下さい!


○ゲスト
塩瀬隆之さん(京都大学総合博物館 准教授)
黙して語らず、されど師匠から弟子に伝わる技の伝承から始まり、視覚に障害のある
人との言葉でみる美術鑑賞まで、一見して難しそうなコミュニケーションの研究を通
じて、「伝わるとはなにか」の本質に関心をもつ。現在、高齢者や障害のある人をも
のづくりプロセスに巻き込むインクルーシブデザインのワークショップを50回以上重
ね、「ために」から「ともに」へと社会が変わるコミュニケーションの場づくりを実
践する。立場や能力、文化の異なる人々が、お互いを高めあい、豊かに成長できる社
会づくりの作法を学ぶ上で、インクルーシブデザインの手法が示唆に富むとして、そ
の紹介を続けている。


○企画・運営
安斎勇樹(東京大学大学院 学際情報学府 山内研究室 博士課程)
1985年生まれ。東京都出身。私立武蔵高校、東京大学工学部卒業。
実践活動と連携しながら創造性とワークショップデザインについて研究している。

山田小百合(東京大学大学院 学際情報学府 山内研究室 修士課程)
1988年生まれ。 大分県出身。日本女子大学家政学部家政経済学科卒業。研究テーマ
はインクルーシブ教育における学習環境デザイン。障害のある子どもの交流及び共同
学習を促す芸術活動のワークショップについて研究している。今夏に実践・研究活動
を繋ぐためのNPOを設立予定であり、現在登記準備中。


○日時
2012年2月6日(月曜日)11時30分〜17時(11時15分開場)
※当日はランチやドリンクをこちらでご用意致します。

○場所
東京大学 情報学環・福武ホール B2F ラーニングスタジオ1
※会場まで直接お越し下さい。

○定員
16名 ※定員になり次第締め切ります。

○参加費
1000円(ランチ・ドリンク代として)

○参加方法
※募集は締め切りました。

対象テーマに関心のある方であれば、どなたでもご参加ください。

○参加にあたってのご注意
本ワークショップの様子は写真や映像で記録させて頂きます。
写真記録はブログなどで実践報告として掲載する場合があります。

○主催・共催
主催:東京大学大学院 学際情報学府 山内研究室
共催:INCLUSIVE DESIGN NOW 実行委員会・京都大学総合博物館

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