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2013/02/03

【御礼&お知らせ】修論を出して、法人申請を終えました。


2013年となってもう1ヶ月たってしまいましたが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年1月10日、無事に修士論文「ワークショップにおける自閉症児と健常児の社会的相互作用に関する研究」を提出し、2月1日に最終審査を終えました。
なんとか形にすることができたのは、多くの方にお力添えをいただき、励ましをいただいたおかげです。本当にありがとうございました。



修士研究に関しては、もっと書けたことはたくさんあったのになあというのも正直なところです。
生きているのはたった24年ですが、その中で想像以上に一番悔しい思いをした2年間でした。
「もっとできる」と思っていたのに、現実はじぶんの「できない」に向き合う日々でした。「できない」に向き合い続けると、根拠のない自信でなんとか稼働しているのに、その自信がなくなっていくわけなので、力がどんどんなくなっていくのを体で感じました。

悔しい思いを感じる間は、苦しさで頭がいっぱいになりますが、それだけ鍛えさせていただいた、不自由のないどころか贅沢な学習環境で研究をさせていただいたことを、大変ありがたく思っております。
しっかり鍛えさせていただいたので、貯めに貯めた力を今後はNPO法人運営で発揮して行きたいなと思います。
まだまだ未熟者ではありますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

さて。

研究の傍ら、頭を一生懸命切り替えながら、法人立ち上げの準備をしていました。
正直研究の頭と0から組織を作るときの頭の使い方が違いますし、その分降り掛かってくるいろいろなものに正直潰されそうになりました。
慣れてしまえば簡単なのかもしれませんが、でもこれに慣れる人はなかなかいなんじゃないだろうか、と思います。ちょっときつかった(笑)

とはいえ、私一人の力でなく、多くの方に支え励まして頂いたおかげで、正式なお知らせができそうなので、加えてお知らせをさせて頂きます。

団体を立ち上げると2011年12月のラジオでお話をしてから1年。

12月30日に、団体名称を「特定非営利活動法人Collable」(「コラブル」と読みます!)と変更し、1月25日、都庁への申請を終えました。(順調にいけば5月には正式な登記となります)
Collableという名前は、Coll+ableという2つの単語をくっつけた造語です。
Collという単語には、hugをするという意味や包み込むという”embrace”という意味があります。
私たちは多様な人達を温かく包み込むコミュニティを創造していきたい、「embraceを可能に(able)」していきたい。
また、そのためには活動そのものも多くの方々や団体様とCollaborationしていきながら、この想いを共に形にする仲間(Colleague)を作って行きたい。
そんな想いを詰め込み、「コラブル」という名前に変更いたしました。

そして、

2012年12月30日という年の瀬に団体名を変更し、1月25日に無事に都庁への申請を終えることができました。
現在ホームページも作っていただいている最中ですので、出来上がり次第お知らせいたします。
それまではフェイスブックページでお知らせしていきます。
→ http://www.facebook.com/collable

また、弊団体に可愛いロゴができました。



ロゴは、友人の地理人さん( http://www.chirijin.com/ )に作っていただきました。本当にありがとう!

(もちろん有料です。そしてお金が払えず困っているので、寄付お待ちしています(まじで))


そしてお知らせがもう一つあります。
2月16日に勉強会S.inc特別版と題して、インクルーシブワークショップの空間デザインを考えるというテーマで勉強会を行います。
また、その日考えた空間デザインやワークショップでの「おもてなし」を、3月31日に子ども向けに実践するという2日間のS.incとなります。

3月31日のゲストはTAKAさん( http://takayuki-m.com/ )をお招きし、子どもたちとワークショップを行い、ワークショップ後に再度2日間の振り返りを通して、
ワークショップにおけるインクルージョンとは何かを語らう会にしたいなと思っています。
会場は都内で予定しており、現在調整中です。また告知を行いますので、お見逃しなく。


まだ卒業でないので、卒業の際に改めてお礼申し上げますが、
まずは一区切りつきましたので、お世話なりました多くの皆さまにこの場を借りてお礼申し上げます。
今後とも山田小百合、ならびにCollableをどうぞよろしくお願いいたします。

2013年2月3日 代表理事 山田小百合