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2011/07/16

本女がどうして穴場なのかということについて。

毎日更新したいことはたくさんあるのだけど、気づいたらかなり更新していなかった。
反省です。
1週間に2回くらいは更新したいものです。
毎日何かしら気付きがあるものですからね。



先日山内太地さんがわざわざ会いに来てくださった。
そして一緒に友人りんちゃんと取材?というか雑談をして

そしてこんな記事になりました。
http://tyamauch.exblog.jp/16275304/

山内さんありがとうございました!

りんちゃんと同時並行的に喋ったがために、カオスな会話がこんなことになってしまいました。笑
私がまるで本女にいろいろ不満があったっぽいような記事になっていますが…!

そんなことはないですよ。まじで。
ここで出会った本女の友人、学んだこと、本当に私のたからものだと思うくらい、本女ライフは心から楽しかったです。
大学のいろいろな制度とかに不満はあったけどね。

日曜日に大学入れないし
学食13:30には閉まるし
うちの学科のゼミはジャンケンで決めたし
目白ー本女直通バスは170円するし
とか出したらきりないからまーいいとして。

せっかくなので、簡単に自分の大学時代(主に日本女子大学での生活)について記してみようと思います。

山内さんの記事ではかなりぶっ飛ばして(笑)書かれているので、もう少し補足的に話すと

私は高校時代から「教育と社会の関わり」に興味がありました。
昔のほうがいろんなことを考えていたわたしは、教育が社会の土台だという結論に当時至りました。

でも、当時「先生」という人たちが大嫌いで(ほんとうにすいません)
「先生」にはなりたくなかった。


だから、反面教師的に教育を学びたい。
そして、地元を出たい。

超簡単に言うとそんな思いで早稲田大学教育学部を受験することにしました。
教育学を学んでも、先生になる人が少ないというのと、有名大学だったからというのと
絶対にノリが私に合ってると思ったからです。←これ結構外れてないと思う

そして併願は日本女子大学のみです。出願した学科全部に一応合格はしました(家政経済学科、日本文学科、英文学科)
(ついでに大分大学経済学部にも合格していますがどうでもいいのでこの話は割愛)

ちなみに日本で一番古い「女子大学」は日本女子大と言われているので
年配の方々が言う「女子大」は固有名詞的な意味で「日本女子大」を指すことが多いです。
(津田塾と比較されますが、「女子大」を名乗るという意味で違うんだった気がする。でもこの話も今重要じゃないので割愛)

さて、私は結果、早稲田に落ちて日本女子大に入学することになったのですが、そもそもなんで併願に本女を選ぶことにしたのかには理由があります。

山内さんの記事のとおり、私は女子だけのコミュニティというものに偏見を持っていたので
女子大なんて絶対嫌だ!と言っていました。
でも当時とてもお世話になった塾の先生は、
「佐伯市の人はぽんじょをしらんけどね、東京では有名な大学だよ。女子大嫌だ!と言ってた人は大抵卒業の時に『女子大楽しかった』と言ってるから、君は大丈夫だよ」
と私にしつこく言っていました。(というか学力も足りなかったんだけど、それを抜きにしてもよっぽど早稲田に行かせたくなかったらしい笑)

もし早稲田がダメだったら本女に行くことにした3つの理由


  1. 早稲田の授業に潜ろう作戦
  2. 「女子としての特権」の4年間
  3. 家政学部家政経済学科という穴場

1.早稲田の授業に潜ろう作戦
授業なんて、潜ればいいじゃん。ということを知っていた。
カタリバでこの話を高校生にするととても驚かれるけど、確かに高校生でそんな発想に至る人はそういないのかもしれない。なんで私もそういう発想に至っていたんだか覚えていない。
ついでに大学を調べていたときに、早稲田、立教、学習院、日本女子、学習院女子の5大学での単位交換制度(F-Campus)を知って、立教を併願にしよう!と思って、立教を受験することができず、本女でいいや、と落ち着いたのもあった。
まぁ実際エフキャンは名ばかりと言われてもしょうがない制度ではありますが、
本女の「調理実習」の授業には男子が必ず複数履修しているっていう面白い話もあります。


2.「女子としての特権」の4年間
大分県には女子高も男子高もない。(なくなった)
もちろん私は地方の公立の共学に通っていて、女子大っていう場所が想像できなかった。
早稲田に落ちて、超落ち込んでいたときに塾の先生が
「女子大に通えるのは、女の特権だよ。4年間だけの経験だと思って、行ってみたらいい。」と言われたとき、すんなり受け入れることができた。未知なる世界への挑戦って、アリかも!と突然思ってしまったのですね。

で、実際入学式の前日が入寮日で、其の次の日の入学式で若い女子しかいなくて
内部進学の子とかキラキラしていて、もういろいろ終わった!!!と思ったけど
実際は最高に過ごしやすい4年間でした。
友だちできないかもと思ったけど、想像以上に友達に恵まれました。
すべての学科に友達がいた。友達の友達は友達だったし。
寮生活最高に楽しかった。課外活動が多かった私に、本女のみんなは優しくしてくれ
テストの時などめっちゃ助けてくれて(すまん!本当に感謝!!!)応援してくれて、
でも各自も頑張っていることがたくさんあって
なのに可愛い子ばっかりだった。最高でしたね。

山内さんの記事でもあるように、そこで認められる人は結局自立心がある人だったと思う。
そして、少なくとも私の周りはやることちゃんとやってた。私より学校のことちゃんとやってましたよ。(え
お互いが、お互いのいいところを認め合っていて
女子だけの環境の中でオープンにいろんなコトを語り合った。そんな4年間でした。

女子だけのコミュニティだからこそ学べることってあると思います。
今となっては男いると時々めんどくさいなと思う時がある。
あと、トイレが綺麗です。笑


3.家政学部家政経済学科という穴場
さて、最初の方に「教育と社会!」とか言ってたくせにあれ?と思われる方もいらっしゃるかもしれないので学部の話を。

ここの学部に決めたのは、塾のOGの先輩が3つ上にいるから(だから勧められたしそして先輩とは今でも良くしてもらっていて昨日も会った)なのですが、
山内さんに「なぜ児童学科または教育学科にしなかったの?」と、先日尋ねられたので、その話をしようと思います。


  • 児童学科:明らかに保育士・幼稚園小学校の先生になる人がいくところというイメージ
  • 教育学科:そもそも西生田キャンパスだから却下 (おい

という理由です。
そう。早稲田の授業に潜るためには、早稲田の近くにいないとだめなんです。(気持ち的に)
そうなると、西生田キャンパスはいろいろ不便。
教育学科のある「人間社会学部」は、「読売ランド前駅」が最寄りの、「東京じゃなくて神奈川県」にある西生田キャンパスなんです(ここで入学式卒業式はやる)。

家政学部って、学科は様々なんですが、軸に「生活」がある。「社会」じゃないんですね。
大きな世界を見る前に、まず周りの人が生きているその場所を見る、考える、という思考が身についた気がします。
家政経済学科は、変な名前ではありますが、
生活の中にある大小さまざまな問題を社会や経済の視点で考え、解決方法を探ります
引用元:日本女子大学HP http://www.jwu.ac.jp/unv/home_economics/economics/feature.html 

とあるように、もっと身近な生活者視点の問題に触れる、結構リアルを感じれる学問領域なんかなと思います。結構これが私にはヒットしました。社会科学全般好きにやらせてくれることも魅力です。
「なんとなく社会的なものに興味はあるけど、具体的には決めらんない」っていう女子は
ぜひかせけー(家政経済学科の略)の紹介ページを見て欲しいです。

社会の様々な問題は、まずは身近な人をどう見るか、身近なところから何に気づくか、
そっから始まる気がします。

あと大学3年で気づいたんですが、家政経済学科って、NPOとかの研究やってる先生多いんですよ。卒論の時結構貴重だなって思いました。
おかげで卒論もNPOの卒論でした。社会起業系関心ある人、本女くるといいよ。

「家政学部」があるいみ学際的な学問分野であるがゆえか
現在は「学際情報学府」という所属になりましたが、
実際のところ、日本女子大学で学んだこと、もっと言えば家政経済学科で学んだことが、今の研究に役立っていると感じています。

うまく言えないけど、とにかく本女は穴場大学。
また思いついたら本女自慢をしようと思います。

んーあとはこちらの記事がまとめになっていると思います。
自己紹介がわりの記事です。

日本全国大学生Blog 「自分がブランドになる!」山田小百合
http://ameblo.jp/daigakublog/entry-10703865649.html

追記
このブログが高校生向けってことで、先日、大学3年時に出演した番組が本になり、今日送っていただいたので宣伝です。名前も載せていただいていました。
よかったら読んでね:) ※たいして出てはないです





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