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2015/07/09

多世代が気軽に集まれる場所を実現するには?|文京区駒込「こまじいのうち」に行って来た!

先日、いつもお世話になっている近所のママと、「こまじいのうち行ってみたいよね」という話になり、予定を合わせて行ってきました。

「こまじいのうち」報告書をいただきました。


Facebookページ|こまじいのうち
https://www.facebook.com/komajii

社会福祉法人文京区社会福祉協議会|地域の居場所『こまじいのうち』
http://www.bunsyakyo.or.jp/volunteer/volunteer_event/v_event_20130807103300/


場所は駒込エリアの、富士神社の近所。

いつも出てくるあのイラストが、「こまじい」本人なのかとおもいきや「こまじい」は「こまごめのおじいちゃんちの略」とおっしゃっていたのが、オーナーの秋元さん。
確かに、秋元さんとイラストを見比べても、どうやら違うらしい。(笑)

当日のこまじいのうちは、モノで溢れかえっていて、玄関先まで雪崩れ込んでいました。
どうやら、翌日にバザーを予定していたとのこと。
1階には近所のおばあちゃまたちがくつろぎつつ、バザーの準備をしていました。
(家中がモノだらけになるほど、人がバザーで売るものを提供しているんだなぁとも思うとすごい)

お家はオーナーの秋元さんが相続されたお家で、昭和の戸建てらしい急勾配の階段や土壁が残っていて、小さなお庭やテラスもあり、昔懐かしい昭和の風景にトリップしたような場所でした。2階にお招きいただき、2階で秋元さんと近藤さんに、少しだけお話を聞きました。

「こまじいのうち」は、最初は高齢者向けに開かれた場所になったらいいなと思いから2013年10月にオープンした地域のゆるーい居場所。気づいたら地域の高齢者だけでなく、こどもたちも来てくれるようになっているようで、秋元さんは最近は近所のこどもたちに「こまじい」と呼ばれているそうです。(笑)1年足らずで3000人以上が訪れているこまじいのうち。小さい子供から、そのお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん、大学生などなど、本当に「多世代」が集まっているようです。

秋元さん曰く、高齢者向けの居場所は意外となく、集る場所となると、特に何かプログラムが前提となる物が多くて、自分たちも行くのが億劫になるという人は多いはずとのこと。確かに、「何もしなくてよくて気軽に立ち寄れる場所」というのは、あまりないかもしれません。一方、ただ空間があるだけでは人は集まりませんが、人に集まってもらいたいのであれば、とにかくガチガチに組まれたプログラムを組めば良いというものでもないよな、と改めて気付かされました。それは「誰に集まってもらいたいのか」を考える先に見えてくるのかもしれません。

「地域密着型」実現の壁


地域コミュニティのあり方が薄れてきている中、「地域密着」をうたう活動が増えてきていますが、同時に、世代間交流が生まれない現状があります。例えばこども向けの施設ができても、近隣住民から騒音苦情が来るなども、その場所にいる人たちが相容れない何かがあるなと感じますし、顔が見える関係を作りたくて若い夫婦が自治会に入ったら、排他的な扱いをされるという話も聞きました。世代間に見えない壁はじわじわと高くなっており、「地域密着」にしたいけれど、できない世代間の壁は、ちらほらと見受けられるように思います。

一方こまじいのうちが、こうして安定して運営され、幅広い層から注目をされているのは、主催が「町会連合会」であることは、とても大きなポイントだと感じます。
こまじいのうちの主催は「駒込地区町会連合会」で、駒込地区の町会が連携して主催していることになっています。秋元さんを中心に自治会に親しい高齢者に理解を得ることができていることはとても大きいと感じました。

また、現在は近藤さんがボランティアとして運営に関わり、かわいいお子さんを連れてこまじいのうちに出入りをしています。秋元さんと近藤さんのコラボレーションがあって、子育て世代も気軽に出入りしやすくなっている印象を受けます。(私も、近藤さんが声かけてくれたので、気になって行けなかったところ、足を運ぶ気持ちになりました!)そして大学生の関与があるのも素晴らしいですね。

最後に秋元さんは、駒込地区の雰囲気がこまじいのうちが親しまれる理由の1つ、というようなことをおっしゃっていて、確かに、駒込地区の下町らしい雰囲気が、こまじいのうちを守ってくれている印象があります。こまじいのうちのような、昭和の懐かしさの漂う緩やかな場所が、どの地域にも合うわけではきっとなく、その地域性を考慮して作らなければ、「地域密着型」をうたっても、単なる自己満足になりかねないなと考えさせられました。

多世代が集まる家の実現は難しい

「子どもから高齢者まで、困っている人みんなが集まれる居場所を作ろう!」なんていう考え方では、すぐに限界が来てしまう。
そういう高い志はもちろん否定しないが、それを「ひとつの場」で実現するのは、難易度が高い。
来たい人だけ来ればいいんだ、とざっくりと思い切れればいいのだが、「どんな人でも」と丁寧にやればやるほど、大変になる。
また、そこを利用出来る人数、つまり規模的な限界も当然ある。
▶子どもから高齢者まで? 「地域の居場所づくり」の盲点http://osada.works/ibasyo/

こまじいのうちを見て、この記事を思い出しました。こまじいのうちは、「みんな」という対象を意識しつつ、ゆるやかに場をとりまとめる秋元さんや近藤さんのスタンスがすごくいいなぁと思っています。いや、内部の細かな運営で大変なこともあるかもしれませんが、いろんなところから視察に来るのもうなずけます。
もう少し、秋元さんや定期的に顔を出されてる人のお話を聞きたいなぁと思いました。

第2回ミライバの「いいおかさんちであ・そ・ぼ」とも比較しながら、考えてみたいです。

【開催報告】公開研究会「ミライバ」第2回:地域の子どもたちが集まるコミュニティ
http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/2013/09/24/15.html


【追記1】

持ち家が社協さんやいろんな人たちが集まる場になっていることは理想的だと思いつつ、秋元さんが亡くなって以降も、この場所があるとは限らない。そうだ、ここは秋元さんの家だった。
秋元さんが、「自分が亡くなったら、どうなるかなぁ」とおっしゃっていたのも印象的でした。

【追記2】

今回、こまじいのうちの噂はずっと気になっていて、すごくすごく行きたかったけれど、なかなか足を運ぶことができずにいました。私自身も、近藤さんが関わっていることを知れて、「行く」と行動を追い付かせることができたように思います。
そうか、活動も緩い、居場所的な場は、イベントの「場」よりも属人性が強くなるのかもしれませんし、この属人性と場の作り方の関係性、濃淡などについて、もう少し考えたくなりました。


▼参考記事
個人の家を地域の人が集まる場にする。「こまじいのうち」のやり方
http://news.kaigonohonne.com/article/63


2015/02/28

配送した荷物が途中で行方不明になった事件。

いい経験になったのと、実はこういうことは起こりうることがわかり、学びをシェアしたいと思いブログを書いています。(似たような経験した人おらんかと思ってめっちゃ記事を探したので)

先日仕事の関係で、大事な荷物を配送するべくとある運送業者さんに荷物を預けたのだが、予定していた荷物が期日通りに届かないと仕事に支障が出るものだったので、追跡サービスで荷物の状況を追ってみたところ、荷物ルートの途中「調査中」と出ていた。
表記についてどこかに書いてあるわけでもなく「調査中」が何を指しているのかもわからず、しかも長らく表記が変更されない。心配になりお送り先に電話してみると、やはり「届いてない」との事だった。

あまりに心配になり、そのまま業者のサポートセンターに電話をすると、全くつながらず、焦る私。
追跡サービスを見ると、お送りしたい先の近くのセンターの名前は出たので、ここに直接電話したほうが早そうだと思い、電話をしてみた。

女性の方が出て下さり、事情を話した。
「お調べしますね」とおっしゃって頂いて待つこと数分。
「二個口ですよね?」と尋ねられた。
そう、二個口で荷物を出した。
「そうです」と答えると、
「1つは来ているのですが、もう1つが届いてないんですよね」と返答がある

なぜ!?どうして!!( ꒪⌓꒪) ←本当にこんな顔していた気がする

「え、それはなんでなんですか?」と尋ねる私。
業者「それは全くわからないんですねー。」(間のセンターにも問い合わせしてくれたようだけど、それでもわからなかったらしい)
私「ではいつ届くんですかね…?」
業者「それもわからないんですよねー。」

私が荷物を出したほうのセンターのほうにも問い合わせをしてくれたそうだが、「見つかっていない、わからない」ということしかわからなかったそうだ。つまり何も明らかにならなかった…。
ひとまず、翌日の朝8時ごろに最初の荷物が届くそうで、その時間に必ず電話をするようお伝えした。

翌日8時過ぎに電話があり、「ありました!」とのことだった。どうやら2個口のうち1つの荷物が開いてしまい、中身が紛失していないかを確認するために調査していたため、1つお送りできなかったらしい。
でもどうしてそれが翌日の朝、荷物が届いた時にしかわからなかったのかは、さっぱりわからないが、とにかく朝一で届けてくれ、とお話して、無事に事なきを得た。

いやーヒヤヒヤしたよー。見つかってよかった…。

個人的には頭にこなかったわけではないけれど、それを相手にぶつけても仕方ないので、相手には冷静に対応した。(上記のやりとりもかなり簡略化して書いていて、間にはいろいろ突っ込みたいところがたくさんあったのだけど別に書くことでもないので書かない)
それに、いろんな人に相談をしたところ、運送業の労働環境の弊害なのでは、という話も聞いて、なんだか意外と奥深い問題な気がしてきた…。

ちなみにあまりに困っていたら、同じような経験をした方が、その時の対応について教えて下さり、今回は無事だったものの、次回からは荷物を送ったから安心、なんて思わないようにしようと思いました。
みなさんもぜひお気をつけください。

▼荷物を配送するときに気をつけること(忘備録)
・荷物が行方不明になっても、先方から連絡はくれないので、こまめに追跡サービスをチェックするべし。
・本当に紛失した場合、業者によっては補償があるようなので、いつどんな連絡を誰ととったのかしっかり記録するべし。
・対応をしてくれた人の名前をしっかり記録しておくべし。


2015/02/08

2015年もよろしくお願いいたします。

新年初投稿です。
今年の目標の1つに「毎日書く習慣を身につける」という項目を1つ追加したものの
毎日書くどころか今まで何も書いていなかったのを猛省しています。
年明けに振り返る余裕がなかったので、改めてこの1年をさっと振り返ってみたくて新年初投稿をしています。



2014年は、毎日自分がこんなに必死になるとは思っていなかった1年間でした。
2013年は気持ち的にしんどいなと思っていた1年だったけど、
2014年は目の前の日々に追われるしんどさと、明らかに自分の限界を感じ、悔しい思いをし続けた1年でした。そう、私の2014年は「超プレイングマネージャー」。

2015年はこの「超プレイングマネージャー」を脱するべく、日々模索中であります。

もちろん、日々何も対策をしていないわけではなく、「このままではまずい…」と思いながら、改善のためのインプットのスピードをあげつつ、
「Collableが届けたいものを届けるためには、Collableにとってよい環境を創ることが必要だし、Collableにとってよい環境を創るためには、自分のコンディションを整えること」
という意識を実現させるために、試行錯誤した1年でした。みなさんの知恵を借りたい。

ちなみに、試行錯誤をしていく中で、日々の生活習慣も大幅に変え、毎日ヨガをしたりとか、食べるご飯が(中身も量も)変わったりとか、しているせいか、12月に実施したファスティングの影響もあり、体重も落ちています。超快適です。

そして、多くの貴重な機会をいただきながら、自分たちのアイデンティティと相対化させ、Collableというチームが、何を成し遂げたいのか、何を求められているのか、それに答えるために組織をどうデザインするのか…そんなことを日々考えながら、目の前のことに必死になっていたら、気づけば2015年になっていました。

年末にNHKで放映されていた「100分 de 日本史」を、仕事しながら見ていたら(聞いていたら)、鈴木大拙『日本的霊性』の特集が組まれていて、何故か気になり何気なく見ていたのですが、その後かいきギリギリに駆けこむように「リー・ミンウェイとその関係展」を見に行くと、リー・ミンウェイが非常に禅の影響を受けていたことを知り、これはなにかあるかもと思い、年明けは初詣と所要がてら円覚寺に行ってきたり、禅の考え方を改めてスキマ時間で学んでいる今日このごろです。年明けに手に入ったKindleがとても役に立ってます。
(ちなみに最近読んだ本でも、本田宗一郎さんや藤沢武夫さんが禅の影響を受けていることを知ったしこの件についてはまた後日ブログを書きたい)

2014年も、大変有り難い機会をいただき、初めてのことにたくさんチャレンジをした1年でした。
同時に、毎日目の前のことに追われがちになり、周りに迷惑しかかけていないと毎日感じていたし、そんな日々に自分を見失いかけることも何度もありました。
こんな私を温かく見守って下さり、本当にありがとうございます。

今年度の「ピッケのつくるえほん」ワークショップシリーズも終わり、
今月末は保育園にて新しいワークショップの実践です。ムサビのみんなに力を借りて準備中であります。
またご報告するのでお楽しみに!



























(追記:それにしても、ずっと書いてないだけあって、ブログに何を書けばいいのか全然わからなかった。今年は自分のブログ専用のウェブサイトを立ち上げて、過去のブログ記事も全てそちらに移行したいと考えています。)

2014/08/21

グラフィックレコードを学習してきた!

ちょっと報告が遅くなっちゃいましたが、8月2日、出身研究室の先輩でもある、安斎勇樹さんが企画されたワークショップに参加してきました。

グラフィックレコード入門 ワークショップの記録の手法を学ぶ
http://graphicrecord.peatix.com/

後半のグループでヘルメと一緒になった
今回はTokyo Graphic Recorder編集長の清水淳子さんから、グラフィックレコードの基本的な方法論を体験的に学ぶことがメインのワークショップでした。

私はよく中途半端に絵でメモを取ることがあって、でも規則性がないためにぐちゃぐちゃになっている面がありました。ミーティングのときとかも、議論を絵に書いてまとめるとか勝手によくやってる(多分Collableのメンバーは見かけていると思う)。
そんな中で、安斎さんとお仕事をご一緒した際に清水さんに私もお会いしていて、グラフィックレコードをされているのを見ていて、あのスキルすごく欲しい!と思っていた矢先の企画だったので、申し込みました。
(そういえば、安斎さんのワークショップって自分で申し込んで行ったことないな…と思ったのも理由の1つ)

思った以上に多くの知り合いが参加していて、かつ、お会いしたいなーと思っていた人たちにもお会いできたり、久しぶりにお目にかかる人もいて、その時点で個人的には参加しやすかったし収穫多かったです。(笑)

自分のオリジナルアイコンを模索した
今回グラフィックレコードのスキルを体得するべく参加することはもちろんですが、このワークショップのサブタイトルである「ワークショップの記録の手法を学ぶ」という言葉の通り、前半の安斎さんからの話題提供を聞きながら、ワークショップの記録活用に関する安斎さんの問題意識を感じて興味深かったです。

その場の温度感は、数多くの写真を並べて見ると伝わるのだけど、1枚の写真をただ見るだけだと、その時何を話していて、どんなことが生まれたから、この表情・雰囲気なのか、という背景情報は切り取られてしまう。あの時盛り上がったけど、あとからその場にいなかった人に、その時の様子を伝えなければならないとき、自分たちの温度感がまったく伝わらない…ということはよくある話で、なんだかもったいないですよね。
グラフィックレコードは、そうした切り取られた背景情報を、ひと目で伝えてくれる記録方法だなと思います。

しかもそれをワークショップやイベントの真っ最中に記録され、リアルタイムに見ることができるからこそ、活動中に参加者もリフレクションを重ねて活動により集中することができる。単に議事録の文字がワークショップの会場に並んでいるよりも、グラフィックレコードが並んでいるほうが、ぱっと頭に入るし。そんなことをふつふつと考えていました。

とはいえ、実際のところ、「コツ」はわかったけれど、スキル体得までにはまだまだ慣れが必要。今回のワークショップに出たからといって、すぐ清水さんのように書けるようになるわけじゃない。これはもう、打ち合わせの時のメモ取りとかで練習を重ねるしかないな…

というわけで、メモ書き程度の内容ですが…久しぶりに頭を使って酸欠になりそうでした!(笑)
安斎さん、清水さん、当日グラフィックレコードをしてくださっていた相川さん、その他スタッフの皆さん、お会いした皆さん、ありがとうございました!





2014/07/27

【開催報告】「秘密基地のつくりかたワークショップ」を実施しました。

7月27日、NPOカタリバとのコラボで実現した「秘密基地の作り方ワークショップ」を実施しました。


今回は、2015年4月文京区湯島にオープンする「文京区青少年プラザ(名称:b-lab)」の開設までに必要なことを、市民参加型でこれから作っていこう、という試みで、このシリーズの第2回目に、ワークショップをやらせていただきました。

b-labは、4月より、古くからご縁のあるNPOカタリバが運営を行います。そしてその建物の場所は、私たちのオフィスからも近所で、私たちとしても、力になれることがあれば嬉しいなと思い、今回の機会となりました。高校生も含めた約40名の参加者とともに、b-labの空間デザインに挑戦しました。

今回は、b-labのコンセプトである「秘密基地」という言葉の魅力に迫りながら、秘密基地の魅力を学習環境との関係性を炙り出してもらい、空間のコンセプトと空間デザインについてアイデアをまとめることを目的に進めました。

また、運営側にとっても居心地の良い「秘密基地」になるよう、今回はb-lab施設長となる今村亮さんをはじめ、カタリバメンバーにも、グループに入ってもらいました。





後半では参加者総立ちで議論が盛り上がり、おかげでグループそれぞれの個性がみられるアイデアが生まれました!

この「秘密基地のつくりかたシリーズ」ですが、2015年4月の開設までの残り半年を使って、必要なことを市民参加型で考えていく「100人会議」を結成し、シリーズ化するようです。これからどんなメンバーが100人に選ばれるのかはわかりませんが、これがまさにオープンなコラボレーションですね。また私も登場するかもしれませんので、お楽しみに!



今回のワークショップは初めて実施したもので、まだまだ反省点もありますが、想像以上に充実した時間を過ごすことが出来ました。b-labは中高生の放課後の居場所ですが、今回実施してみて、多くの大人の中にも秘密基地への憧れが感じられ、その憧れが、各グループのエネルギーになっていたように感じます。大人になればなるほど、秘密基地をつくることが難しくなります。一方で、秘密基地のような居心地の良いわくわくする場所も増えているように感じます。きっと、秘密基地への潜在的な憧れを大事にする多くの大人たちが「秘密基地らしいもの」をいろんなところに作っているのかもしれません。そして私自身にとっても、秘密基地のような、わくわくさせられる居心地の良い場所とは何か、そこではどんなことが生み出されるのか、地域の秘密基地とは、大人の秘密基地とは何か…などなど、考えさせられる機会となりました。もっと秘密基地が増えたらいいな。

また、この秘密基地ワークショップ、個人的にもっとブラッシュアップしてみたいので、b-labに関係なく、機会をみてまた実施できればと思っています。「秘密基地のデザイン」で、誰か一緒に遊びましょう!

最後に、機会をいただきましたNPOカタリバのみなさん、お手伝いをしてくれた一藤英恵さん、中塚啓史くん、素敵なお写真を撮っていただきました高橋凛さん、ありがとうございました!

2014/07/24

コラブルに正式な事務所ができました。

Collableの事務所を正式に移転しました。
というか、正式に構えました、が正しいかもしれません。

▶ Collableの所在地・連絡先を変更しました。
http://collable.org/activity/977

実は、物件そのものを借り始めたのは3月末からで、すでに足を運んでくださったかたもたくさんいますが、登記などの手続きがあり、やっとその手続が終わったのがつい先日のことだったので、このタイミングで正式なご報告とさせていただきました。
大家さんもとっても素敵な方だし、借りたお部屋もとっても居心地がいい素敵な場所です。

事務所そのものを借りたのは3月のことで、3月はワークショップ2つと引っ越しやその他の手続きで毎日動きまわっていてヘトヘトでした。地理ちゃん(地理人研究所)に協力してもらって、IKEAにもはじめてのおつかいをしてきました。笑
そして3月末のお引っ越し時には、たくさんの友人が手伝いに来てくれて、本当に嬉しかったです。素敵な出会いも作ることができ、楽しいお引越しとなりました。来てくれたみんな、ありがとう!

また、事務所開設にあたり、多くの方から備品寄付等々、頂戴しました。
かかった経費といえば、棚とテーブル・いす、カーテンやトイレ・キッチン用品、友人から激安価格で譲ってもらったプリンタや電子レンジ、あと電気をちょっと取り替えた程度で、あとはかなり多くのものを頂戴しました。
この場でお名前を出すのは控えますが、色んな物をお譲りいただきましたみなさま、お贈りいただきましたみなさま、本当にありがとうございました。全て活用させていただいています。



余談ですが、2年目にしてオフィスを構えるという選択は、早すぎるよなぁ…と悩んだりもしました。
借りるとしても、コワーキングスペースでもよかったかもしれませんし(むしろコワーキングスペース、素敵なところがたくさん増えてて入りたいとまじめに思ったくらい!)、むしろ今まで通りでもよかった面もあったかもしれません。

でも、やっぱり、独自のオフィスをこのタイミングで構えることが、今は一番の正解だったと思っています。
でもそれは私の独断ではなく、その決断を後押ししてくださった関係者のみなさんがいてくださった上での決断です。感謝してもしきれません。ありがとうございます。

事務所を構えるという決断をする際、今までしたことない決断をするという経験は、どんどん見えない世界を見せてくれてわくわくします。

ライフネット生命の出口会長も、考える能力というのは「睡眠」に似ていて、時間以上に、深いか浅いかが重要だって、何かの記事で書かれていたけど…
長い睡眠時間をとれば質の高い睡眠を取れるとは限らないのと一緒で、時間をかければ良い決断ができるとは限らない。
先々良い決断をするためには、やっぱりすばやく深く考えるしかないですね。

事務所は秘密基地みたいで居心地いいです。今日もがんばります。


秘密基地と言えば…
NPOカタリバさんと一緒に「秘密基地の作り方」ワークショップをやります。
秘密基地を一緒に作りたい方、特に中学生や高校生に、このご案内を届けてくださーい!

【参加者募集!】7/26(土)秘密基地のつくりかたワークショップ第二弾「空間デザイン作戦会議」
http://www.katariba.net/news/2014/07/18335/


2014/06/18

講演を聞く人も、話す人も、講演を依頼する人も有意義な時間になるように。

手元の画面で私がどうしゃべっているのかが見られるカメラが!

立教大学火曜日2限、『ボランティア・「耕す知」と「共生」の探求』という授業で話題提供してきました。

初めて200人以上の学生さんの前でお話させていただく機会をいただきました。立教大学平野先生をはじめ、ボランティアセンターの中村さん、伊藤さん、宮嵜さん、他スタッフのみなさん、どうもありがとうございました。

この初めての機会が私にとって、いい意味で「失敗体験」でした。
この講義は、「全学共通カリキュラム」(≒一般教養)という枠組みの中で実施されている授業で、オムニバス型で毎週違うゲストが講演をしにいらっしゃいます。
私は特別に6月3日と10日の2週連続でお邪魔し、1週目は講演、2週目はワークショップを行うというご依頼をいただきおじゃましました。(これからもう1名の方による、2週連続企画があるみたいです)

大学の授業で呼んでいただけるようになって、話すことにちょっと慣れてきたと思ったら、そりゃもう撃沈でした。
こうした形態の授業は、想像以上に学生の授業そのものに対するモチベーションが決して高くない場合が多い。3,4年生で教養の授業なんて取る人はほとんどいませんし(今回も受講者層はほとんど1年生でした。当日知ったけど)。
それはどこの大学でも、モチベーションが高いことのほうが珍しいのではないかと思います。

教室に入った瞬間、内職のため、時間つぶしのための授業だと思っている雰囲気が漂っている。
何を投げかけても総スカンな感じがする。

教室は超暑いので、必死さも出る私。

(;; ꒪⌓꒪)←内心こんな感じ

甘かった。この雰囲気に、まんまと飲み込まれたと自覚しています。
面白かったと言ってもらえたものの、私個人としては大反省でした。この場を借りてお詫び申し上げます。

わざわざなんでこういうことを書いているかというと、授業という枠組みで講演をするのと、例えばTEDのように聴衆が主体的に申し込み参加するものとで、届け方を変えなければならないということを再認識したからです。
講演なんて基本的にコミュニケーションが一方向的なので、これって講義と何ら変わらないですよね。
それを大学の授業の中でやるわけですから、毎日喋る人が変わるだけであって、基本的に講演スタイルのものも一授業なんですよね。本当にごめんね。

あの経験以降、改めて聞いてくださる側の属性については徹底して聞くことにしました。届ける人に確実に届けたいという気持ちが強くなったからです。私も時間を無駄にしたくない。(とはいえ、教えてくれないもんなんですよね。依頼する側の方は、ぜひ以下の中原先生ブログをご参考に!)
 依頼する側になると忘れがちなのですが、たいていの場合、登壇する側は、オーディエンスの属性や会の趣旨を知りません。
 彼らは、何人いるのか?
 何歳くらいなのか?
 役職は?
 男女比は?
 既有知識はどのくらいあるのか?
 何に興味・関心をもっているか?
 なぜここに来ているのか?
 何をしたいと思っている人が多いのか?
(講演依頼は難しい!? http://www.nakahara-lab.net/blog/2009/06/post_1513.html

プレゼンテーションのスタイルは、自分で作っていくしかないですが、スタイルは事前準備から形作らねばならないなと、とっても当たり前ですが、学習しました。
これからちゃんとプレゼンテーションのスタイルができあがってくるのだろうか。

講演を依頼する人、
講演を聞く人、
そして話す人(自分)、

それぞれにとって有意義な時間になるために、がんばらねば。

こうした貴重な学習機会をいただきました立教大学ボランティアセンターのみなさま、ありがとうございました。



ちなみに、立教大学での講演については、学生さんから感想文をいただいていたのですが、内容が学部ごとに傾向があり、すごく興味深かったです。


例えば法学部の学生さんの感想になると一気に漢字が多くなったり、言葉の定義について自ら考えていたり…
社会学部の学生さんになると、NPOのマネタイズの質問が突然増えたり…
頻出キーワードが学部によって異なっていたり。
学部ごとに関心があるのかな?って思うくらい違って面白かったです。

*余談*


講演失敗したなと自覚して、講演スタイルを大きく変えるかどうかを検討すべく、いろんなプレゼンテーション動画を見ていたのですが、引き込まれる「プレゼンテーション」って、多くは無いかもしれないなと思いましたが、
エクセルアートのまーちゃん(若宮正子さん)の話が圧倒的に面白かったです。ぜひぜひ。