メニュー

2014/06/18

講演を聞く人も、話す人も、講演を依頼する人も有意義な時間になるように。

手元の画面で私がどうしゃべっているのかが見られるカメラが!

立教大学火曜日2限、『ボランティア・「耕す知」と「共生」の探求』という授業で話題提供してきました。

初めて200人以上の学生さんの前でお話させていただく機会をいただきました。立教大学平野先生をはじめ、ボランティアセンターの中村さん、伊藤さん、宮嵜さん、他スタッフのみなさん、どうもありがとうございました。

この初めての機会が私にとって、いい意味で「失敗体験」でした。
この講義は、「全学共通カリキュラム」(≒一般教養)という枠組みの中で実施されている授業で、オムニバス型で毎週違うゲストが講演をしにいらっしゃいます。
私は特別に6月3日と10日の2週連続でお邪魔し、1週目は講演、2週目はワークショップを行うというご依頼をいただきおじゃましました。(これからもう1名の方による、2週連続企画があるみたいです)

大学の授業で呼んでいただけるようになって、話すことにちょっと慣れてきたと思ったら、そりゃもう撃沈でした。
こうした形態の授業は、想像以上に学生の授業そのものに対するモチベーションが決して高くない場合が多い。3,4年生で教養の授業なんて取る人はほとんどいませんし(今回も受講者層はほとんど1年生でした。当日知ったけど)。
それはどこの大学でも、モチベーションが高いことのほうが珍しいのではないかと思います。

教室に入った瞬間、内職のため、時間つぶしのための授業だと思っている雰囲気が漂っている。
何を投げかけても総スカンな感じがする。

教室は超暑いので、必死さも出る私。

(;; ꒪⌓꒪)←内心こんな感じ

甘かった。この雰囲気に、まんまと飲み込まれたと自覚しています。
面白かったと言ってもらえたものの、私個人としては大反省でした。この場を借りてお詫び申し上げます。

わざわざなんでこういうことを書いているかというと、授業という枠組みで講演をするのと、例えばTEDのように聴衆が主体的に申し込み参加するものとで、届け方を変えなければならないということを再認識したからです。
講演なんて基本的にコミュニケーションが一方向的なので、これって講義と何ら変わらないですよね。
それを大学の授業の中でやるわけですから、毎日喋る人が変わるだけであって、基本的に講演スタイルのものも一授業なんですよね。本当にごめんね。

あの経験以降、改めて聞いてくださる側の属性については徹底して聞くことにしました。届ける人に確実に届けたいという気持ちが強くなったからです。私も時間を無駄にしたくない。(とはいえ、教えてくれないもんなんですよね。依頼する側の方は、ぜひ以下の中原先生ブログをご参考に!)
 依頼する側になると忘れがちなのですが、たいていの場合、登壇する側は、オーディエンスの属性や会の趣旨を知りません。
 彼らは、何人いるのか?
 何歳くらいなのか?
 役職は?
 男女比は?
 既有知識はどのくらいあるのか?
 何に興味・関心をもっているか?
 なぜここに来ているのか?
 何をしたいと思っている人が多いのか?
(講演依頼は難しい!? http://www.nakahara-lab.net/blog/2009/06/post_1513.html

プレゼンテーションのスタイルは、自分で作っていくしかないですが、スタイルは事前準備から形作らねばならないなと、とっても当たり前ですが、学習しました。
これからちゃんとプレゼンテーションのスタイルができあがってくるのだろうか。

講演を依頼する人、
講演を聞く人、
そして話す人(自分)、

それぞれにとって有意義な時間になるために、がんばらねば。

こうした貴重な学習機会をいただきました立教大学ボランティアセンターのみなさま、ありがとうございました。



ちなみに、立教大学での講演については、学生さんから感想文をいただいていたのですが、内容が学部ごとに傾向があり、すごく興味深かったです。


例えば法学部の学生さんの感想になると一気に漢字が多くなったり、言葉の定義について自ら考えていたり…
社会学部の学生さんになると、NPOのマネタイズの質問が突然増えたり…
頻出キーワードが学部によって異なっていたり。
学部ごとに関心があるのかな?って思うくらい違って面白かったです。

*余談*


講演失敗したなと自覚して、講演スタイルを大きく変えるかどうかを検討すべく、いろんなプレゼンテーション動画を見ていたのですが、引き込まれる「プレゼンテーション」って、多くは無いかもしれないなと思いましたが、
エクセルアートのまーちゃん(若宮正子さん)の話が圧倒的に面白かったです。ぜひぜひ。

2014/04/29

子育て中のママ必見!ママのためのサロン"ACQUA mamma”について聞いてみた!

本日。パッサパサな髪に、色と艶を取り戻すべく、3ヶ月ぶりのACQUAへ。


学生時代に、大学の後輩ちゃんがカットモデルを探してるのでぜひ!と紹介していただいてからお世話になっている後藤ユースケさんに、かれこれお世話になっておりまして。
後藤さんがACQUA青山店→表参道店になっても、かれこれ通い続けているわけです。ホントにお世話になってます!
前に行ったときに、「ママ向けに、子どもを店内で預かっている間にママを綺麗にするっていうのを始めるよ」なんて言ってたんですよ。


話を聞いてると、子育て世代のちょっとしたニーズに答えようとしている、ACQUAのみなさんがすごくいいなぁと思ったので、根掘り葉掘り聞いてきました。


ACQUA mamma の始まりは、お客さんの声だったそうです。

「産むと、行けない」

子どもが産まれると、自分の意思で行き先を決めていた生活が一変します。その1つがヘアサロン。
サロンって大抵行きつけがあるので、子どもが生まれても生まれてなくても、変えることってあまりないと思うのですが、まだまだ小さい子どもをお店に連れて行くのは、お店にも遠慮してしまうし、そもそも子どもを離しておける環境にない。でも、キレイになりたい。
んー、確かに難しそうだ。。
私も子どもができても後藤さんにお世話になりたいし、でも保育園に子どもを入れてなかったら、サロンなんて行くことなくなるんだろうなというのは、容易に想像がつく。

そういう状況でお客さんはどうするかというと、解決策の1つとして、行ったことのない近所のサロンに入るんだそうです。でも、行きつけのお店に行くほうがいいし、初めてのお店で相性が合わないこともある。それだとせっかくの休息の時なのに意味が無い。
子どもをどこかに預けるにも、短時間預かってもらえるところもなかなかない。

そんな話をお客さんからきいたことで、すぐにその状況を解決しようと動いたのが、ACQUA mamma だそうです。


ACQUA mamma では、ママがカットをしている間、保育士さんが子どもたちを見守ってくれています。ちなみに保育士さんもACQUAのお客さんなのだとか。保育士免許のあるお客さんが「私も協力するよ」と名乗りでてくれたそうです。なんかすごくステキだ。
なので、ママは安心してカットができるのだそうです。


後藤さんから聞いた話でいいなぁと思ったのが、お客さんがポロッと話してくれた「ママが困っていること」をちゃんとスタイリスト同士で共有したこと。ミーティングのときに話があって、すぐにお店側もすぐに挑戦したそうです。
それから、スタイリストさんは限定されているのは、「やりたい」と思って手を上げたメンバー。後藤さんも1児のパパなので、その気持ちが誰よりもすごくわかるから、ACQUA mammaメンバーに名乗りでたそうです。「お店に言われたのでやります」じゃないのが、ママの不安も解消するだろうなと思った。


次回は6月16日月曜日。
10時〜15時の間で、0歳〜6歳のお子さんのいるお母さんが対象です。
上記のチラシをいただいたので、ご興味のある人はご連絡下さい♪

逆に、たくさんの方が行くことで、要望があつまって、より届けるべき人に届けられるはず!なので、ACQUAが行きつけでない子育て世代の方も、この機会にぜひ行かれてみてください。


ということで、私も艶を取り戻したはず!後藤さんありがとーございました♪

追伸:後藤さんが、サイトに対してアドバイスほしいと言っていたので、みなさまぜひよろしくお願いいたします!(笑)
http://site120197-9412-292.strikingly.com/

2014/04/22

【御礼】Facebookページが500いいね!に到達しました!

いつもお世話になっております。Collable代表の山田小百合です。
コラブルも、よちよち歩きで、手探りがむしゃらな1年が終わり、2年目に突入しました。そしてFacebookページが500いいね!を達成しました!小さい歩みですが、みなさまに感謝を述べたくて書き込みをさせていただいております。

▼Collable Facebookページ
https://www.facebook.com/collable

photo by 小林茂太
さて。この写真は3月30日に実施したワークショップのあとの様子です。ワークショップ終了後、任意参加のお茶会をしたのですが、ほとんどの方が残ってお話していってくれました。
今日は、その日来てくれた男の子のお話をしようと思います。

私が修士課程に在席をしていたとき、同じ場所で出会ったその子は、ワークショップの会場にすら入ることができませんでした。
言語的なコミュニケーションがとれないその子は、涙目になりながらも、一方で本当に帰ろうとはしなくて、でも、新しい場所に怖くて入れないので帰りたい気持ちのジレンマを、言葉にならない声と態度で示していました。もう、それはとても悔しかった。もっとやり方があったんじゃないかと、胸が締め付けられる日でした。


その日から1年半後、「動くと音が見えてくる」を、柏木さんとやらせていただきました。
あの場にいたその子は、1年半とは打って変わって、即興を誰かと合わせたりもできるようになれば、人に積極的に関わろうとしている様子がみられました。

子どもこんなに成長がはやいんか!2年前は泣いてたやん!と驚かされました。(笑)


コラブルでのワークショップ、特に子ども向けの活動では、「気になる子」が来ることを大歓迎にしています。例えば発達障害だったり、知的障害だったりします。
一方で、誰かに注力するのではなく、全員の参加の自由を出来るだけ認められる、開放された環境づくりに挑戦しています。

とはいえ、「こういう活動があるべき」「こういう参加にすべき」という答えが、あるわけではありません。毎回毎回、どういう形がみんなにとって良いのかを悩みながら作っていますし、終わった後、少なくとも山田はひとりで悶々とする日々を過ごしながら、次の活動に進んでいます。

もちろん、ある程度活動が定期的に行えるようになれば、見えてくるものがあるのかもしれませんし、整ってくるものもあるのかもしれません。ただ、子どもたちの成長は早く、その子たちにとってベストな状況で環境を作りたいと思っています。

それは、親御さんたちのご理解があってこそ、実現できるのだなぁと、ひしひしと実感しています。


いつもいつも、真新しい気持ちで、子どもたちと出会いたいなと思った日となり、感慨深い1日となった、2014年3月30日でした。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。




コラブルは2期目に突入しました。まだまだ小さく未熟な団体です。
今期も、こうした小さな1歩を歩もうとしてくれる子どもたちのために、親御さんたちのために、できることに挑戦したいと思っています。
ワークショップのあとは、個人的にゆっくりお話を聞く時間が取れないことが多いです。

ワークショップにご参加いただいている親御さん、それだけでなく、今までの活動に遊びにきてくださったみなさまからも、ぜひ、ご意見やご要望もお聞かせいただけたら、とても嬉しく思います。

2年目は、もっと挑戦すべきことを増やしながら、一方で定期的にこうした場をつくっていけたらと思っています。
2年目もどうぞよろしくお願いいたします!

山田小百合

2014/03/10

TEDICの活動報告会に行ってきた。

3月7日、友人門馬優が代表である、石巻の学習支援NPOのTEDICの活動報告会が東京で開催されたので、行ってきました。会場は新宿の損保ジャパン本社ビル。

ゆうがTEDICの話をする時に出てくる「いつもの話」がある。
何度聞いても、考えさせられる。各メディアでも見かけるが、ゆうが2011年の震災後、現地でボランティアをしていた時期に、避難所で出会った中学生の男の子のふとした一言の話だ。

「震災があって、救われたと思っている」

震災前からいじめにあい不登校になった男の子。それだけでなく、父、母…と、子どもの貧困そのものを描いたような家庭環境の子でした。(詳細はあまり書かないほうがいいだろうから省略します)
人に言えず、隠してくることが出来た、自分の家庭の問題が、避難所というオープンな場所では隠し切れない。ボランティアの方々は、避難所で日常的に声をかけてくれる。加えて、自分だけでなく、父、母の様子を聞いてきてくれる。地域から孤立されていたはずの自分が、外の人と繋がった場所が、避難所だった、という話だ。
これを聞くたびに、いつも、なんだかゾッとする。

こうしてゆうが立ち上げた団体がTEDICであり、1年目、まずは喫緊の課題である学習支援をスタートさせた。しかし学習支援を通して、子どもたちがいろんな悩みを打ち明けていく。親でもなく、先生でもないチューターである学生と、本音がぶつかり合う場所になっていく。
こちらの記事(http://children.publishers.fm/article/3162/)にもありますが、「悩み」というと軽くなっちゃうけど、想像以上に根深いものばかり。
こうして学習支援という切り口から、TEDICは「居場所」になっていったらしい。

そして現在、石巻は162人の不登校の中学生がいるらしい。1中学校に対し8人が不登校という計算ができる。そんな石巻の現状を見つめ、4年目は「不登校」の問題にアプローチしていくのだとか。これも、不登校が悪という考え方ではなく、不登校であることによって社会から切り離されやすいという状況を見つめているらしい。どういう形態で動いていくのかをしっかり考えていたし、関係機関との連携も進んでいるTEDICなら、きっと石巻で活躍してくれるだろうなと思います。


何よりいいなと思ったのは、活動を通じて、客観的事実に基づいて、今何がこの地域の課題なのかを考えて、次のアクションを考えていること。簡単なようで、結構難しいと思う。うちはまだまだだな…と内省した機会となりました。

とにかく3年目のTEDICは、ますます進化していて、拠点をどんどん増やし、活動日数も増え、チューターとのコミュニケーションの工夫もみられて、チューターのモチベーションも高いことがうかがえました。
また、TEDICの教室にくる子たちが抱える課題は、TEDICだけで受け止めることはできない。あくまで、サインをキャッチすることがTEDICの役目であり、その後その子達にとって良い環境を整えるための関係各所との関係性も十分作っていました。

TEDICは、被災地である石巻に学習支援をしているNPO団体であることに間違いはないけれど、問題意識はもっと根深いところにあり、活動していることがよくわかった報告会でした。
そのときに呟いたやつ↓




最後に、「居場所は、人だと思う」とゆうが言っていた。
言葉を先行して考えるのではなく、周りから「あれは居場所だね」と言われる場所が、居場所なのだと思うけど、あえて定義づけるのであれば、人。
この人のところに行く、という場所が居場所。
その話を聞きながら、コラブルも、未来の「居場所」でありたいという目標を改めて確認しました。

2014/02/05

2014年になってしまった。

いつも自分にゆとりのない状況を反省しながら、気づけば2014年になっていて、早くも2月になっていました。
今年も宜しくお願いいたします。

2013年の振り返りも2014年の計画も、ちゃんと立てきれぬままに動き始めてしまった。
これが今年の末にはなくなったらいいな、と思っています。

大学院に入って、むやみやたら発信することに特に気をつけるようになったし、目の前のことでいっぱいいっぱいだったので、ブログを書くという習慣がなくなった。SNSの影響もあるだろう。
とはいえ、毎日論文読んだり本を読んだり、それを資料にまとめたり、発表したり…という経験が続いた。そのため、考えていることをまとめたり知識をストックすることが習慣化されていたので、2年間で身につけたかった力が多少は身についた。(多少…は…!)

一方、今はどうかといえば、もっと慣れないことにぶちあたり、その上責任も増した。

あたりまえだけど学生の延長でNPOの経営はできない。
何か失敗することもそうだし、コラブルが社会に不信感を持たれてしまうようなことがあれば、私に責任があるわけで、先生や上司が「責任とるから」なんて言ってくれない。
当然、
「学生がNPOでちょっとボランティアしてて、ことが上手く言ったのでプロジェクトマネージャークラスは経験したから、NPOわかってます」ってことはない。
なので、私の意識も大きく変化した2013年だったと思う。

そんなわけで、私自身、今何を成し遂げたいのか、そのために何を考え行動すべきか、という、部分を改めて考えるようにもなった。
あたりまえだけど、私が潰れたらコラブルが崩壊に近づくからだ。誰が指揮を取るんだ、という話だ。
おかげで今私は病気や入院なんて、許されない(大げさだけど、大事なこと)。

「今の立場が、いちばん学べるんだから」と言ってくれた師の、
今ではやっとその意味がわかります。日々アップデートされている私と向き合っている。

そんな環境で、2013年で変わったこととはいくつか。

1)もう学生じゃなくて経営者という「意識」
超当たり前ですね、卒業したんだから。
とはいえ、NPO活動と、NPO経営の切り離しができてなかったように思います。
実は、この2つがごっちゃになっていると、NPOの成長はないのではないか、という事に気づきました。
代表理事という立場は、NPOでプロジェクトマネージャー経験したのでできます、って立場じゃない。
経営者という立場について、経験したことがないからわからなかったし、他の経営者の方と比べたら、まだまだ未熟な点ばかりですが、だからこそ、学びをとめちゃいけないし、広げていきたいなと思いました。

2)本>論文
これはあたりまえだけど、論文を読むことが日常的だった状況から、本を読むようになりました。論文もいろいろDLできる環境じゃなくなったし。学生って贅沢な期間だったんだな、としみじみ感じています。(笑)
一方で、読む内容も、当たり前だけど変化してきました。
インクルーシブデザインのベースにもあるDesignThinking、それに付随した経営に関する本が増えました。あとは、NPOについての本も。
1)で書いたように、学びを広げていきたいという意識と、大学院では専門性によった本を読むことにしていたので、そこから開放したことが影響している。

3)誰と一緒にトライするのかは大事
「山田(わたし)を応援したい」という人じゃなくて、「コラブルという場所で、これを成し遂げたい」という気持ちのある人とのほうが、法人の成長速度が速くなるということに気づきました。一緒に未来を考えてくれる人は、圧倒的に後者なので。
これが大事な気付きだったように思います。
おかげで、良いメンバーを増やすことができて、やっとコラブルがどんな団体かを言語化し始めています。


さて。

代表なのに、目標設定とかが苦手な私なのですが、2014年の目標をたててみました。
コラブルの目標と、私個人の目標は、やっぱりまだまだ切り離せない部分が多いので、前に大学院の後輩くんが教えてくれた、「100の約束」というやり方で設定してみました。

じゃ、お見せします!と思ったんですが、100こ並べて何になるんだ…と思ったのと、何より、100こ揃えてないので、やめておきます。100こ並べきったら載せたいな。

てんやわんやしながら、まだまだ未熟さを感じつつ、2014年もがんばります。

山田小百合

東大の近くにある、本郷はなれにて、いつも私に優しさ分けてくれるまりこさんにもらって
本当に嬉しかった。よい2014年。

追記:ちなみに、100の約束の1つに「ブログを1週間に3回更新する」というのを入れたので、少しずつリハビリしようと思います。

2013/12/30

【ごあいさつ】2013年も大変お世話になりました。

【2013年もありがとうございました!年末の雑記。】

こんなこと書いとる場合やないんですけどね。。すみません。
でもちょっと息抜きを。
これを書いているのは、かのお台場は大江戸温泉物語です。
こっから成田行きのバスに乗って、早朝の飛行機で実家に帰るべくおりまして、
せっかくだから1人で休む時間をとろうかなと思いたって、ここにいるんですが、
うるせえー全然落ち着かねー!(笑)
周りからはリア充な声が聞こえて来る中、一人PCを開いているお一人様女子です。

昨日は事務局で年内の最終ミーティングを行い、忘年会をしてきたのでした。

こらぶるず、いつもありがとう!


さて。


「Collableは何人くらいでやってるんですか?」とよく尋ねられる。
「組織の所属」をどう定義していいものか全然わからない。
Collableに力を貸してよ!とは言うけど、それが果たしてCollableのなかの人なのかは別の話だ。
企業と違って、お給料を支払うわけじゃないし。

なので、Collableのメンバーになってよ、とはなかなか言えず、申し訳ないという気持ちが先走る。
特に社会人のメンバーが多い私達は、お仕事の合間でCollableのことに時間を割いてくれてるから、なおさら。
週末の貴重な時間、時には平日の夜中に連絡を取り合ったりする。
Collableは、まだそこにお金の対価を支払えない。
とはいえ、いつも事務局ミーティングに来てくれているメンバーはメンバーだとカウントしていて、理事の人数と、ミーティングに来てくれる事務局メンバーの人数を答える、というのがいつもの解。


そんな中、あるメンバーが、シブヤ大学のワークショップのときに尋ねられていた。

「なんでCollableに関わってるんですか?」

そういう質問を私以外のメンバーが受けたことがそういえばなかったなと思って、
彼がどんなことを考えて言えるのか、期待と不安を胸に、こっそり耳を傾けていた。
彼はこう答えていた。

「Collableが目指す社会が、好きだからですね」

耳に入ったその言葉に、胸がぎゅっとなった。
その言葉がその日のワークショップの活力になったのは間違いない。
そして、今代表として仕事をすることに、初めて誇りを感じた瞬間だったと思う。

彼は、別にインクルージョンとか、そういうものに関心がある人じゃなかった(たぶん)。
そういう人が関わってくれるのは、ほんとうに嬉しいし、Collableの持つ力を感じた。
そうそう、Collableの目指す社会に惚れて、動いてくれる人を一人でも増やしていくんだ。
そして、初めて、少し自信がついた。
そして、初めて、仲間と仕事をしているという実感がわいた。仲間とCollableをやってきて、良かったと思った。

最近Collableの色みたいなものが生まれているように思う。
そして、「なんでCollableに関わろうと思うのか」という意思がある人が隣にいてくれるようになったことに気づいた。
それは同時に、Collableってどんなやつらなのかを度々会って、確かめて、一緒に磨ける人たちであることもわかった。
どんどん、Collableが育まれていってる。

NPO法と税法のダブルスタンダードのなかで会計を整理せないかんことも、
生きていくための仕事を創ることがこんなに大変なのかということも、
応援してくれる人がいても、一緒に力を合わせらる人を見つけることが、実はとても難しいということも、
未知なることに直面し続けているけれど、大学院での経験とはまた違った、学び多き2013年でした。

久しくお会いしていない方、
まだ今年初めてお会いしている方、
いつもお会いするみなさま。
私との時間を育んでくださり、Collableを応援して下さり、本当にありがとうございます。

至らない点も多々あり、経営者としてはまだまだ未熟者であることは重々承知しておりますが、
2014年はもっと速度をあげて、Collableとともに成長していきます。
今後ともぜひ力を貸していただけますと嬉しいです。


去年から今年にかけて、新しい命の息吹がたくさん聞こえてきました。
いろんなお子さんに会うたびに、涙がでるほどに、愛おしく感じます。

この子たちが、10年後、10歳くらいになっているとき、幸せいっぱいの毎日になっているように、
そんな社会にするために、
Collableは、10年後、新しい価値を提案する、日本を代表するNPOになります。

ありがとうございました。2014年もどうぞよろしくお願いします。

28日事務局最終ミーティングで2週間遅れのお誕生日をお祝いしていただきました★
特定非営利活動法人Collable
代表理事 山田小百合

2013/12/05

【開催報告】ワークショップ:お話をつくるお茶の会 デイサービスでのワークショップのヒミツ


10月19日土曜日、「ワークショップ:お話をつくるお茶の会」が終了しました。

 今回は、東京大学大学院情報学環(http://www.iii.u-tokyo.ac.jp/)と医療法人医凰会(http://www.ioukai.or.jp/)との共同研究の一環で、子どもと若者、高齢者の3者をつなぐワークショップをテーマに、NPO法人演劇百貨店の柏木陽さんと実施しました。

 さいたま市大宮区にあるデイサービスセンター「しあわせ三橋」を会場に、土曜日の利用者さんと、公募で集まった子どもたちと一緒に、「お話をつくる」という試みです。デイサービス利用者のみなさまに加え、5名の小学生の子どもたちが今回参加してくれました。(告知にはさいたま市立三橋小学校にご協力いただきました。ありがとうございました。)
 このデイサービスでは午後にレクリエーション活動を行っています。当日は利用者のみなさんの体操の時間があり、その時間から私達も参加しました。子どもたちも負けじと元気よく体操に参加。無邪気な子どもたちの様子に、デイサービス利用者のみなさんからも笑顔がこぼれます。身体と心をみなさんでほぐした後、柏木さんの進行で開始しました。


 柏木さんは、これまで「演劇」をベースとするワークショップの実践を多くされてきました。「演劇」には、ストーリーと演じる演者が必要です。そこで今回はその「演劇」の要素であるストーリーを作成し、できるところはそのストーリーを発表する際に演じてもらう、という流れで行いました。参加者の小学生のみなさんと、大学生、しあわせ三橋の利用者のみなさんが混ざったグループをつくり、活動を開始しました。各グループには種類の違うりんごの絵が配られ、その絵から連想される小さなストーリーを、グループごとに創作しました。


 グループ内では、子どもたちの常識と、高齢者の常識との違いがみられました。よく考えてみると当たり前かもしれませんが、子どもたちはアップルパイやりんごあめなど、多くの「りんごのお菓子」を知っています。しかしりんごを他のお菓子にして召し上がる経験のない高齢者は、子どもたちの発言に驚きを見せるシーンが見られました。しかし、それぞれの発想の違いを、大学生の若者が上手に調整をしてくださり、3者間で「りんご」を起点に3つのストーリーを生み出すことができました。

 各グループでのお話づくりは、価値観や常識の違いがぶつかる一面も見られましたが、徐々に参加者の関係性もほぐれ、楽しいお話を共有するところまでできました。中には作ったお話をグループのみなさんで演じてくれたところもあり、会場は大盛り上がりとなりました。また今回は、この楽しいお話の続きを、おやつを食べながら過ごしたところで、ワークショップも終了となりました。


 デイサービスには外からのお客さんが出入りすることがあまりないためか、デイサービスの日常とは違う雰囲気が見られた3時間でした。今回のワークショップは、常識や価値観、そもそも生きてきた時代の異なる人達同士のコラボレーションが見られ、興味深い実践となりました。子どもと高齢者間での活動としては、これまで高齢者のために子どもたちが歌や踊りを披露しに行くなどの活動が多いという実態があります。また、大学生くらいの若者と高齢者間における活動としては、ボランティア活動で大学生が施設を訪問するという活動が多くあります。これらに共通することは、高齢者のために何かを提供するという一方通行な構図の活動は多くある一方で、世代を越えた者同士が、ある目的を一緒に達成しようとする活動が数少ないことではないでしょうか。定年以降もアクティブな高齢者が増えている現代において、デイサービス利用者を含め、様々な高齢者が、こうした活動を経て、日常への活力に繋がる契機となれば、嬉しく思います。
 楽しい時間を過ごさせていただいた柏木さん、参加者のみなさま、どうもありがとうございました。

※このプログラムは情報学環・福武ホールアフィリエイトプログラムとして実施されている実践研究です。

■研究担当者:
東京大学大学院情報学環・特任助教 森玲奈

■ワークショップ企画運営者:
NPO法人演劇百貨店・代表 柏木陽
NPO法人 Callable・代表 山田小百合

■写真撮影:
金田幸三

■動画撮影
吉本涼